サツマイモの芽について
先日発芽をお知らせしたサツマイモの苗が順調に育っております。
(写真は幸田商店の農業・加工チームが育てているサツマイモの苗を撮影したものです。)
見た目が明るい黄色で柔らかく甘みが強い「べにはるか」のほしいもは人気急上昇中です。
「べにはるか」はほしいもだけでなく、焼きいもやお菓子用としても注目されている品種のようです。
名前の由来は食味や外観が既存品種より「はるかに優れている」ことからつけられたました。
べにはるか(農林64号)は「九州121号」と「春ほしこがね」を交配して育成され2010年に品種登録された新しい品種です。
収穫量が比較的多く糖度の高いほしいもが作れることから生産者が増えています。
収穫した直後はやや粉質(ホクホクしていて粉っぽい肉質)ですが、貯蔵すると粘質(ねっとりとした肉質)になり甘みが増します。
デンプンの糖化が早く長期間にわたって貯蔵するのは難しいが、早くから加工をはじめることが出来ます。
生芋の皮は赤紫色、中は黄色です。
ほしいもに加工しても明るい黄色をしていることが多く、ご自宅用にもギフト用にも多くのご注文を受けました。
柔らかくとても甘いので小さいお子様からご年配の方まで美味しくお召し上がりになれると思います。
以前、当ブログに投稿したように幸田商店では今サツマイモの苗作りの最中です。
本日は萌芽したのでご報告です。
玉豊です。
べにはるかです。
泉です。
今後も地上部の温度や芽にあたる日光などに気を使いながら、苗を育てていきます。
(写真は幸田商店の苗床を撮影したものです。)
Twitterでも以前ご紹介しましたが、高校生がほしいもの映画を製作しました。
製作したのはぐんま国際アカデミー高等部の生徒の方で、校内で映画祭があったそうです。
群馬県から茨城県ひたちなか市にある幸田商店までお越しいただき、工場の様子や社長や従業員などを取材していきました。
完成した映画を拝見して、熱心にほしいもについて調べ映画製作に取り組んだのだろうと感じました。
「日本の文化を世界に発信する」ことを目的にした映画製作で「ほしいも」がテーマに選ばれたことは、ほしいもを扱う幸田商店としてはとてもうれしいです。
先月に世界ほしいも大会があったように、「ほしいも」が日本発のグローバルな食品として認知されてきているのではないかと思います。
約9割が茨城県で生産されているほしいもを東京で気軽に購入できるお店をご紹介します。
茨城県の特産品の集まる茨城のアンテナショップ「茨城マルシェ」様はもちろんですが、
他にも幸田商店のほしいもを扱っていただいてるお店がございます。
まずはJR東京駅構内にございます「ニッコリーナ エキュート東京店」様です。
以前に当ブログで海風ほしいもが「ニッコリーナ大賞」3位受賞と書かせていただいたお店です。
東京駅の改札を出なくてもご利用いただけますので、お乗換えなどで東京駅で降車した際に足を運んでいただければと思います。
また、有楽町にございます「むらからまちから館」様には、幸田商店の「ほしキラリ平切り」のお取り扱いがございます。
「むらからまちから館」様は全国の中小企業の地域特産品を扱うアンテナショップですので、ほしいも以外にもこだわりの商品をお楽しみいただけると思います。
(写真はニッコリーナエキュート東京店 様の様子です。)
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追記)茨城マルシェは、2018年10月に全面改修され『IBARAKI sense』としてリニューアルオープンしました。
URLは https://ibaraki-sense.com/
今日の朝食は「黒ごまアーモンドきなこ」をトッピングしたトースト&コーヒーにしました。
といっても、私は嫁さんの隣で写真を撮っていただけですがwww
作り方はとても簡単です。
まずは8枚切りの食パンにバターかマーガリンを塗ります。
バターはちょっと溶かすと塗りやすいです。
次に「黒ごまアーモンドきなこ」をたっぶりかけてこんなふうに塗ります。
けちらないで、たっぶりかけてください。
後はオーブントースターに入れて焼くだけ!
こんがり焼き色がつくまで焼くのがコツです。
開けると「きなことアーモンド」のいい匂いが部屋に広がります。
ハチミツをたっぶりかければ出来上がり!
コーヒーはブラックでどうぞ
きなことハチミツで月曜日の朝からおいしく朝食をいただきました。
昨日の暑さから今日はちょっと寒い感じですけど、風邪なんかひかないように
今週もがんばりましょう!
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4月3日、読売新聞の「筑波言」というコラムでほしいもが取り上げられました。
ほしいもが最近茨城のソウルフードとして、若年層の注目を集めているという内容でした。
コラムでは大成女子高等学校の「探求部」の生徒の方たちが考えた「ほしいもグラノーラ」についてメインで扱っております。
幸田商店社長の鬼澤のコメントも載せていただきました。
コラムではほしいもが今注目される要因として新しく「べにはるか」が登場したことに触れています。
ほしいもは茨城で以前から親しまれていましたが、さらに発展するには、新しい品種やグラノーラのような新しい食べ方を増やす必要があるのかもしれません。
昔ながらの美味しいほしいも作るだけでなく、新しく「ほしいも」に関する発見をしていきたいです。
第6回ニッコリーナ大賞で幸田商店の「海風ほしいも」が第3位にランクインしました。
ニッコリーナ大賞は東京駅内にある良品工房「ニッコリーナ」様が1年に1回行っているランキングです。
ニッコリーナ 様をご利用のお客様にお気に入りの商品に投票していただくもので、今年からWEBでも投票できるようになりました。
お客様からのリアルな評価として、多くの商品の中から幸田商店の商品が第3位に選ばれたことはとてもうれしいです。
昨年の入賞から3位になった結果を受け、ほしいもの知名度や人気が茨城県外でも高まってきたのではないかと思います。
また、今回選ばれた「海風ほしいも」は玉豊という品種です。
最近は明るい黄色の外観と柔らかい食感でべにはるかが人気・注目度ともに玉豊を凌ぐ勢いでした。
しかし今回の結果で、やはり玉豊がほしいもでは根強い人気があることを再確認しました。
投票者の方からのコメントには「なつかしい、繰り返し食べたくなる味」とありました。
まさに玉豊の魅力はそういった昔から親しまれた飽きの来ない美味しさであると思います。
幸田商店はほしいもの加工はもちろん、原料となるサツマイモの栽培・生産もしております。
サツマイモは苗を植えて栽培するのですが、その苗作りが3月下旬から始まります。
まず、土を柔らかく耕し肥料と殺虫剤をまきます。選別した無病健全な種芋を土に並べます。
たっぷり灌水(水やり)した後、病気を防ぐための農薬を散布し、上から堆肥をかけます。
種芋に直接光が当たらないようしっかり堆肥をかける必要があります。
芽が出るまでは土の温度を30度前後に保ち、芽が出てからは地上部の温度を25度に保ちます。
その年の天候にもよりますが20日前後で発芽します。
温度を一定にするため、毎日地温(地中の温度)と気温をチェックして管理します。
曇りや雨、夜間でも温度を保つためにビニールをかけます。
等間隔になるよう計測しながらトンネル支柱を差し込み、
周りにビニールの裾を埋めるための溝をコの字に作り、ビニールをかけます。
11月頃から最盛期を迎えるほしいもですが、ほしいも作りには今から着手する必要があります。
(写真は幸田商店 農業・加工チームの作業風景の一部を撮影したものです。)
近年、濃厚な甘さと滑らかな食感で注目されている品種で「シルクスイート」があります。
「春こがね」と「紅まさり」を交配させて生まれ、2012年に苗の販売が始まった新品種です。
皮は鮮やかな小豆色をしており、中はクリーム色です。
また、べにはるかよりも芽の数が少なく表面がツルツルしているのが特徴です。
甘いのにさっぱりとした上品な味わいと名前の通り絹のように滑らかな舌触りで、焼き芋などで人気が急上昇しています。
ほしいもでもその美味しさと食感は顕在で今までのほしいもとの違いが楽しめます。
シルクスイートのほしいもは珍しく、色も明るいのでギフトとして購入するお客様も多くいます。
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